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京都の路面電車 嵐電の乗り方 注意点

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こんにちは、おおばけんぞうです。

突然ですがみなさん、京都に路面電車が走っているのをご存知ですか?

正式名称は京福電気鉄道ですが、一般的には「嵐電」(らんでん)と呼ばれ、
京都の有名な観光地である「嵐山」につながる電車として、
多くの観光客や地元の人々の通勤などに利用されています。

嵐電の基本情報

嵐電には、嵐山本線北野線という2路線が通っています。

嵐山本線は、始点駅の四条大宮から終点駅の嵐山へ繋がる全13駅からなる本線です。
北野線は、嵐山本線の8番目の駅である帷子ノ辻(かたびらのつじ)で乗り換え、
撮影所前駅から北野白梅町駅までの全9駅の路線です。

運賃は全線均一運賃で、
大人:220円、こども110円(2018年6月現在)
となっています。
たとえば嵐山本線から北野線へ乗り換えても、220円で終点まで行く事が可能です。
ちなみにこども運賃は6才以上12才未満なので6歳以下は無料で乗る事ができます。

支払いは現金はもちろん、全国共通ICカードも利用できます。
また嵐電専用ICカード「らんでんカード」というものもあり、
このカードを提示する事で様々なサービスが受けられる店舗が
嵐電沿線に数店舗あるようです。

嵐電に乗る際のポイント

嵐電では基本的に降りる時に支払いを行うのですが、
降りて支払いをするタイミングでいくつか注意が必要です。

混んでいる時は前方にスタンバイするべし

始点駅、終点駅、乗り換え駅以外のほとんどの駅には改札が無いため、
支払いは降りる際に運転手さんのいる電車前方で行う必要があります。

ですので通勤時間や土日の休日など混んでいる時などは、
車両の後ろの方にいると前にいくのに一苦労しますし、
最悪の場合希望の駅で降りられなかった!なんて事もありえます。

車内でのお札両替は1,000円札のみ可能

あまり広くない車両内の通路も含めて、
この辺りはバスの支払い方法をイメージしてもらえれば分かりやすいですね。

これもバスと同じイメージをしてもらうと分かりやすいです。
ほとんどの駅に改札がなく、切符等を買わなくても電車に乗る事ができてしまうので、
いざ乗った時に財布を見てみたら「小銭がない!」「お札も5,000円札しかない!」
なんて事になると面倒ですので、事前に確認をしておきましょう。

ちなみに僕は財布を忘れて乗ってしまった事があります。
その日は終点駅の四条大宮まで乗ったのですが、四条大宮には改札がある為
電車から降り、改札に向かっている時にかばんをごそごそした所、
「あれ?財布、ないぞ?」となりました。

幸い改札のある駅での出来事だったので駅員さんに事情を説明し、
名前や連絡先を控えられその日は通してもらい後日支払いにいきました。

これがもし改札のない駅だったらと思うと、
他のお客さんを待たせてのやり取りをする事になりぞっとします。。
気軽に乗れてしまう分、皆さんも気をつけて下さい!

降車ボタンがあるけど押さなくてもちゃんと全駅とまるから大丈夫

嵐電にはバスのように、降りる駅をお知らせする降車ボタンがついています。
みなさん結構降りる時にバスのように押している方も多いのですが、
これ別に押さなくても基本的には全駅でとまっているので降りれます。

実際僕も通勤なんかで良く利用していますが、押しボタンは一度も押した事ないですし、
そもそも意識した事もないので、これに関しては特別気にする事はないと思います。

路面電車なのでスピード感はゆっくり

電車という名前はついていますが、路面を走る部分も多いのでスピードは電車に比べてゆっくりめです。バスと電車の間くらいでしょうか。

嵐山本線でいいますと始点の四条大宮から終点の嵐山まで7.2キロあるようなのですが、
大体24分程かかるようなので、単純計算で時速18キロ程度になります。
もちろん駅などでの停車時間もありますので、最高速度としてはもっとでていますが、
それでも電車に比べるとかなりゆっくりでしょう。

まー嵐山へ向かう観光電車としての側面が強いでしょうから、
目的地につくまでの道もゆっくり楽しんでいくというスタンスで
利用するのがいいでしょう。

概ねバスだな

これらの注意点をみると電車というよりもバスに乗る感覚でいると分かりやすいかもしれませんね。

ただバスはどうしても道の混み具合などで時刻表から遅れる事もしばしばあると思います。
特に京都の繁華街や観光地などは大体遅れる事が多いです。

それに比べますと嵐電はほぼ時刻表通りに運行していますので、
スケジュールがタイトな場合でも安心して利用ができます。
この辺りは電車としての良さも感じますね。

嵐電を楽しんで下さい

観光地京都。
そんな京都の街を路面電車という移動方法で楽しむのも、
なかなか乙なものです。

通勤通学等で普段使いしている地元民と、嵐山等に向かう観光客を共存させながら
一緒にゆっくり運んでくれる姿には、その見た目もあいまって哀愁すら感じさせます。

皆さんも是非京都へ来た際には嵐電を利用してみて下さい!

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